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BLue CaFe NeT

by HiRoo iNoue || ACTOR

鏡よ、鏡!

雑記・雑文

今日見たテレビのニュースによれば、「原爆投下は致し方なかった」と考えるアメリカ人は実に半数以上にのぼるという。また、大部分の学校では、生徒に対して、教師がそのように教えているという。

その真偽のほどは分からないが、もしある程度正しい情報だとすれば、何と恐ろしい、何と愚かで馬鹿げたことだろうと思う。

9.11で家族や友人を失った悲しみを知った彼らが、立場を変えれば、戦争を正当化し、受け入れている。

日本もまた、原爆で受けた被害を悲しむ一方で、自分たちが行なった過去の侵略や虐殺には目をつぶり、防衛の必要性からと、再び戦争の支度を始める。

なぜ人は、自らを客体化することが出来ないのだろうか。なぜ一方に適用した論理を、他方においては疑いなく捨て去れるのだろうか。

普段の生活でも、レベルは違えどそんなことはたくさんあるように思う。というか、ものすごく身近なところにも、確実にある。そして、ほとんどの場合、その「都合の良さ」に無自覚である。当然自分にだって、そういうことは多かれ少なかれあるだろう。だからこそ、常にその危険性を認識した上で自分に疑問を投げかけ続けなければいけないのだと思う。「自分の選んだ価値基準や信念を、自分に対しても、他人に対しても、誰に対しても、公平に、平等に、冷静に適応させることが出来ているか」と。

原爆の被害を一方的に主張し、謝罪を求めるだけでなく、翻って自分たちの犯した罪を謝罪できる国であってほしい。

とはいえ、日本がそういう国になるのは無理そうだから、少なくとも自分はそういう人間でいられるよう、自分を戒め続けていきたい。