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BLue CaFe NeT

by HiRoo iNoue || ACTOR

with you...

20080106065143

再びウチのまめちゃんです。

前にもどっかで書いた通り、この猫はほんとになつかない猫だったんですが、年のせいで気が弱くなってきたのか、今年の冬は毎晩ぼくの部屋に来ます。夜中、ドアをガリガリ引っかいて、入れてくれとせがみます。

しかも、今までは抱き上げようとすると、嫌がって逃げてしまっていたくせに、最近は自分からぼくのひざの上に乗ってきて、勝手にゴロゴロ言っています。巨大な猫なので、抱いているのはなかなかの重労働ですが、あったかいし、かわいいし、心底癒されています。

ただ、それと同時に、ちょっと不吉な予感がしたりもしてます。20年近く前に飼っていたきゃたちゃんのことを思い出すからです。彼女もまめと同様、ある冬初めてぼくの部屋に入り浸るようになったのですが、その冬が明けてすぐに、突然体の神経が麻痺しはじめ歩けなくなり、食べられなくなり、排泄の調整も出来なくなってしまったんです。

もちろん、いろんな病院に連れて行きましたが原因不明の病気で、治療の方法が分からないと言われました。麻痺でゆがんだ、よだれと涙にまみれた顔は、ぼくたちに苦しみを訴えかけているように見えました。かわいそうだったけど、ただ抱いてあげることしか出来ません。本当につらかったです。結局最後は、ぼくたち家族の意志で楽にしてあげました…

…たぶん彼女は、ぼくのそばにずっといることで、ぼくに憑いてた「悪いモノ」を、引き受けてくれたんだと思うんですよね。そう考えるとあらゆることが納得できます。猫には不思議な力が宿っています。彼女と過ごしたその冬は、ぼくの大学受験の年でした。

ねえ、まめちゃん。
来てくれるのは嬉しいけど、きみは何も肩代わりしてくれなくていいからね。