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BLue CaFe NeT

by HiRoo iNoue || ACTOR

Time Flies

芝居あれこれ

箱庭円舞曲『気付かない奴は最強』に引き続き、現在、アトリエ・センターフォワード『中庭にリング』の稽古をしています。前回公演の締めをする余裕もなく時が過ぎてしまったので、『気付かない~』についてはまた改めてゆっくり振り返るとして、とりあえず、現在稽古中の作品について。

アトリエ・センターフォワードの公演には、第1回、第2回に続いて、今回が3度目の参加です。前回はスケジュールの都合で参加出来ず残念でしたが、また戻ってくることが出来ました。キャストの大半の人は以前の公演で共演しているので、初顔ばかりだった箱庭と較べると、ずいぶんリラックスして稽古出来ています。

第1回の作品はとある国の内戦がテーマでした。川を挟んで向かい合った2つの町を、1幕と2幕でそれぞれの側から描く面白い構成でした。ぼくは常に窓辺で川向こうを狙っているスナイパーの役をやりました。

第2回の作品は戦争により没落した名家が舞台でした。チェーホフの『三人姉妹』『桜の園』を下敷きに、苦しい時代を必死で生きていこうとする人々を描きました。ぼくは満州帰りの関東軍情報部員の役をやりました。

そして第4回目の今回は、とあるアパートの中庭が舞台です。ここにはネットと通じて知り合った人々が老後の相互扶助を目的に集まり住み、小さな共同体を作っています。彼らはそれぞれにそれぞれの痛みや問題を抱え、このアパートで「擬似家族」を作っています。元気で働ける現在はともかく、どうなるか先の見えない老後に何があってもいいようにみんなでお金を積立しながら、将来の相互扶助の約束をしています。でも、彼らは現在においても個人的または社会的な問題を抱えていて、すでに現在のこの状況を何とかしなければならない状態にあります。このアパートの売りである「殴られ屋」を利用してたまったストレス解消をする一方、共同体をよりよい方向に変えていくために住民たちはネット上で会議をします。その会議の行方は・・・というお話です。

これまでの作品とまたかなり質感が違う作品で、ああでもないこうでもないと試行錯誤しつつ稽古を進めています。毎日稽古時間が長く大変ですが、なんとか面白い作品になるよう頑張ろうと思っています。


さて、話はとびますが、昨日(24日)はぼくの39歳の誕生日でした。稽古終了後、稽古場でみんなに祝ってもらいました。すっかり忘れていたところでのサプライズだったのでビックリ。むちゃくちゃおいしいケーキでした。みんな、ほんとにありがとう!30代最後の1年、大切に過ごしたいと思います。

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そして下の写真は、稽古中不意打ちで撮影したもの。左は今回初共演の佐藤晴彦くん。
右は3度目の共演、眞藤ヒロシくん。

ハルちゃんとは今回初めての共演なのに、稽古初日からものすごく気が合って、初めてという感じが全然しません。お互いがお互いを「なんか似てる」と思ってるらしく、既にむちゃくちゃかわいい弟分です。突然の撮影でキョトンとしてますが、キリリとするとビックリするほどのイケメンくんです。嬉しい出会いです。

ヒロシとはもう3度目ということもあるし、普段から頻繁に会ったり飲んだりする仲なので、なんだかもうお互い気を遣わずラクチンです。稽古場ではキリリとしてますが、酒が入るとビックリするほど人格が変わり大変です。もう慣れっこですが。

ということで、また楽しくやっております。

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