市民の味方
とある要件で警察に行ってきた。昭和の雰囲気を濃く残した、いわゆる「警察署」といった感じのところで、例の制服を着た署員たちが忙しなく駆けずり回ってたこともあって、妙に緊張した。
警察は僕たち市民の生活を守ってくれる存在で、本来ぼくたちの味方であるはずだが、どうにも身構えてしまうのはなぜだろう。守ってもらっている実感よりも、駐禁切られたり職質されたりしたときの、苦い、やるせない記憶が勝っているらしい。そういうこともまた、市民生活を守るためのひとつだということはアタマでは分かっているのだが。
深層心理のどこかで自分に疚しいところがあって、取り締まられることに怯えがあるのだろうか。何にせよ、権力というのは怖ろしいものである。でも今回はいろいろとお世話になりました。